今日は、ある会社の下関支店について下関労働基準監督署が調査したいというので、広島から下関まで資料を持ってドライブを楽しみました。建設業法に関する国土交通省の調査とは違い、労働基準監督署の調査は専門分野ですし幾多の経験があるので、余裕をもって臨むことができます。
まず最初に会社概要を確認され、次に就業規則と給与規程の内容を確認され、労働条件通知書の確認をされ、タイムカードと賃金台帳の確認をされ、長時間労働(残業)に対する対策を訊かれました。 今年の労基調査のお決まりパターンです。
一通りの調査が済み労働基準監督官が「ご苦労さまでした。それでは調査を終わります」と言われるので、私が惚けて「アレ? 指導票とか是正命令書とかは無いのですか?」と確認した処、「ありません。遠い処をご苦労さまでした」と労基官が言われました。
調査時間は30分程度かかり私の最短記録には及びませんでしたが、指導票も是正命令書も発行されなかった労基調査は初めての体験でした。どうやらこの支店は下関労基署の評価では100点満点のようです。
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