「顧客満足は従業員満足から」と言われて久しいものがありますが、ここの処、給与体系の洗い直し、人事考課制度の再検討など従業員さんの処遇改善に関するご依頼が続いています。会社を良くするのもヒトだし、会社を潰してしまうのもヒトだと言うことに気づいた会社が増えてきたようです。
私(MSR)は、従業員さんの「満足度」や仕事に対する「やりがい」は、給与・賞与・退職金・労働時間・休日・休暇などの「労働条件」を土台(基礎)にして
①経営陣や上司との「信頼関係」
②従業員相互の「連帯感」
③仕事に対する「誇り」
という3本の柱で家を建てているようなものだと考えています。
そして、給与他の労働条件は良いに越したことはないが、それだけでは従業員さんの「満足度」や「やりがい」を得られるものではなく、労働条件は従業員さんの期待値を下回ると不満をもたらす衛生要因のようなものだとも考えています(昔とは状況が変わったのです)。
家を建てるとき、土台(基礎工事)がしっかりしていないと立派な家は建てられません。しかし、土台のうえにどんな家を建てるのかによって、必要とされる土台は違ってきます。平屋造りか、2階建てか、10数階建てのマンションか、それとも一時しのぎの小屋か・・・、それぞれによって土台の適切さは変わってきます。
労働条件(土台)と上記の3つのことがうまくバランスすることで「やりがい」「満足度」という立派な家を建てることができます。そして、これらをテコにして会社が成長できるのだと思います。
私(MSR)は給与体系・人事考課制度などの再構築依頼があった場合に、ご依頼があれば従業員さんにアンケート調査と面談を行うことで「信頼関係」「連帯感」「誇り」を調べるようにしています。
Dacia Freeburg (金曜日, 03 2月 2017 02:24)
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Cristen Vandermark (金曜日, 03 2月 2017 14:02)
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