広島労働局から平成24年10月1日から施行される新しい最低賃金が公表されました。
なんと9円も一機に値上げです。10月1日からは719円が広島県の最低賃金になります。
基本的に最低賃金の値上がりに対しては、会社業務の改善を行い、生産性を高めていくしか方法は無いのですが、一機にこんなに値上げして、会社経営は成り立つのでしょうか?
業務改善はそんなに性急に出来るものではありません。 特に気にかかるのがサービス業です。サービス業が業務改善を行うためには、従業員の意識と顧客の意識が変化することが必要ですが、従業員や顧客の意識はそんなに性急には変化するものではありません。
結局、人件費を削減するためにリストラも止む無くなってしまうのではないでしょうか?
いずれにしても、見込割増賃金(固定残業代)制度を採用している企業は賃金を洗い直す必要があります。
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