ある顧問先に管轄外のハローワークから変な手紙が届いたので相談にのってくれという依頼がありました。
封筒の中には「雇用(就労)証明書」と「雇用等に関する証明書」が同封されていました。
該当する従業員は昨々年の1月に自己都合退職した従業員ですが、その後は別の会社に就職したものの仕事の関係からシバシバ元の会社の従業員と会っていました。しばらくは元の会社は気にもかけなかったのですが、ある時にその元従業員から話しを聴いた処、新しい会社では給与が安く生活が困窮しており出来れば元の会社に復職したいということでした。元の会社(今回相談をしてきた会社)は熟慮したうえで昨年2月に再雇用しました。自己都合退職してから再雇用するまでの間は約1年間ありました。
ハローワークからの手紙を読むと、上記の1年間にこの元会社(今回相談してきた会社)が雇用していたか、または請負・業務委託等として使っていなかったかという問い合わせなのです。
ハローワークからの手紙の意味が今一つ理解し難いので、私がハローワークの担当者に直接電話をしました。そうした処、この担当者の配属先は失業保険の給付担当だったのです。それで全ての意味が私には理解できました(ハローワークの職員は個人情報だからという理由で手紙の意図を曖昧にしましたが・・・)。
元の会社(現在は再雇用している会社)は当然のこととして、対象期間中は雇用していなかったことを直ちに証明しました。
私も初めての経験でしたが、失業保険の不正受給調査はこうして行われるのですネ・・・。
それにしても何故に不正受給が発覚したのか興味ある処です。1年間だけ就職していた会社に何かの調査でもあったのでしょうか?
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