企業経営がわかる社会保険労務士として、平成25年7月10日に中小企業庁から認定支援機関として認定されました。
この制度は、金融及び企業財務に関する専門的な知識や実務経験が一定レベル以上ある者を国が認定し、企業活性化の一助としようとする制度です。
社会保険労務士の専門分野は人事労務管理分野ですが、企業会計・財務が分からなければその助言・提案は役にはたちません。私は元銀行員だったし、自分で会社経営も行っていましたから、人事労務は当然のことですが、企業会計・財務も理解し普段の社労士業に反映させていました。しかし、その能力を保証するものがなかったので、顧問先企業と人的信頼関係が構築できるまでは中々私の能力を信頼して貰えませんでした。そこで、この制度で認定してもらうことにした訳です。
企業の現状を分析し、めざすべき将来の姿を経営者や従業員の人達と一緒になって考え、それを具体的な計画にして、その計画を実行することに助力しています。このとき、どうしてもヒトとカネの問題がついて回ります。ヒトだけでも、またカネだけでも片手落ちとなります。また更に、モノと情報についても検討を要します。これら一連の事柄の相談に応じ、助言・助力することで、企業の中に入り込みわが身をすり減らしながら良い会社となって頂けるように助力しています。
認定支援機関として認められましたから、以上のことをする能力が私にあることを公的に担保してくれたことになると思います。
因みに、社会保険労務士で認定支援機関として認められているのは、広島県では私1名だけ、中国地方では岡山市の社労士と私の2名だけです。
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