従業員さんが75歳になったとき

従業員さんが75歳になるときには、予め資格喪失手続きの届出用紙が郵送されてきます。

75歳以降は後期高齢者保健の対象者となるので、会社の健康保険の資格を喪失させることが必要です。

届出をするときには、郵送されてきた届出用紙に本人の健康保険証と高齢受給者証を添付します。

75歳になる従業員さんに配偶者がいるときは配偶者のそれらも添付します(手続代行するときに、配偶者を忘れないように注意することが大切です)。そして、会社が健康保険資格喪失証明書(ネットからダウンロード可能)を発行し、配偶者は市区町村に行って国民健康保険に加入する手続きをする必要があります。

75歳まで従業員さんが働き続けることは滅多に無いことですが、会社への貢献が著しかった従業員さんを取締役等に就任させ、その人が週30時間以上出勤している場合など、稀に発生します。