昨日は顧問先訪問件数を少なくして、確定申告と事務所探しをしていました。
毎年の確定申告は、1月中に確定申告用ソフトで青色申告決算書をつくり、その他の必要添付資料と一緒に確定申告会場に持ち込んで、会場の説明員から指導してもらいながら電子申請をしています。1年に1回のことだから、電子申請の手順は覚える気がありません。
しかし、昨日は少々違いました。指導してもらいながら一回目に入力したときは追加納税が必要となってしまいました。例年、私は税金を還付(毎月の顧問料報酬から10.21%を顧問先で納税してもらっている)して貰えるのに何故か追加納税をしなければならない結果で出てしまったのです。そこで電子申請を指導してくれた説明員に質問をし、例年行っている入力作業で今年行わなかった作業を確認し、「〇〇の入力作業を例年は行っているが今年はしなかった。それで良いのか?」と質問しました。そうした処、その説明員は知識が無かったらしく、直ぐにもっと詳しい人と相談をしていました。その結果、もう一度最初から全ての入力作業をすることになりました。その結果は、例年通り、還付金があることになりました。
電子申請は確かに便利な道具です。しかし、納税に関する必要最低限の知識が無い人が便利だからといって電子申請をすると間違った結論になってしまいます。そして、これは私の普段の仕事にも言えることです。そして一番怖いのは「分かっているつもりになる」ことです。日常生活では「こんなことを知って、何の役にたつの?」と思えるようなことでも、基本的な事柄であればシッカリと基本を理解しておくことが必要です。
こんな二度手間をしてしまいましたから、今年の確定申告には思わぬ時間を費やしてしまいましたが、昨日は顧問先訪問件数を極力少なく予定していましたから大丈夫でした。
そして、午後は不動産屋さんと同行して、かねてから探していた賃貸事務所を見に行きました。広島市中央部で2カ所の事務所を見ましたが、図面から想像していたものよりも狭いことが分かりました。現地に行ってみると、予期せぬ所に段差があったり、余計な収納棚が建付けてあったりして、いずれの物件も実際に自由に使える面積が図面よりも狭いことが分かりました。
私は昔しは卸問屋を経営していて、新規開業する小売店からの相談で簡単な什器配置図を作成していましたから、今回も同じ要領で、ここに事務机を置いて、ここにミーティング机を置いて、通路幅はこの位確保して・・・、と現地で不動産屋さんに実測して貰いながらやってみました。そして他界した母からは「ビジネスで借家するときは、現状の思いよりも少し広い面積を借りるようにしなさい」と言われていたことも参考にしながら判断していきました。そして、事務所を借りるときに特に注意した点は「照度」です。私の仕事は、細かい数字を見続けることが多いし、また私も過老のためか視力が低下していますから、特に事務所の基本照度が大切と思っています。
結局、昨日不動産屋さんに同行してもらった物件は2件とも「没」という結論になり、再度不動産屋さんに探して貰うということになりました。
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