3月に応募した創業補助金の対象に選ばれた(採択された)ので、今日は次の書類を提出しました。3月に提出した計画書では、事業の概要と資金使途の概要を記載し、今回は資金使途の詳細を提出しました。
資金使途は大きな科目として①人件費、②設備費、③委託費に分かれており、提出した予算書の20%の範囲内でしか他科目からの流用は認められません。初めてこのような計画を提出する人にとってこの「20%以内の流用しか認められない」という制約はかなり厳しいものがありますが、私は過去に青年会議所等でこの訓練を受けていましたので比較的簡単(寧ろ20%も流用が認められるとは甘いものだと思います)でした。特に、私が今回お手伝いしている人のビジネスは大半が人件費ですから・・・。
提出用の書類を作成して、CDに焼き付けをして、書類とCDとを簡易書留で郵送(持参してはいけない)しました。昔し補助金申請をしたとこのことを考えると、ずいぶんと簡素化されたものです。お役人さん達も「シンプル イズ ベスト」の意味が少しは理解できたのかもしれません。
補助金の書類を作成するのは私にとって簡単なことですが、この創業補助金に関して認定支援機関である私は別の使命も持っています。それは創業者を一人前の経営者に育て上げ、事業を成功させることです。これが大変!! なにせ相手は初めて起業する人ですから、経営の話しをしても「分かったつもり」になるだけで、まだ実体験をしていませんから本当には理解し得ないのです。そこで、目安とすべき経営指標を教え、意図的にその指標とは違うウェートで自分の事業を行うことを勧めました。私とお話しして創業者は"わかったつもり"になって帰られましたが、今後どうなることやら・・・。補助金の支給申請をするのは来年の8月末ですから、それまでお付き合いは続きます。
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