今日(22日)午後は、19日夜の集中豪雨で大変な状態になっている広島市安佐南区可部町にある企業に行く予定にしていました。事務所に行くため、自宅を出るときから雨と交通渋滞に備えて重装備をしました。しかし、出発間際に先方から電話で「自宅がかなりの被害を被っている従業員が多く、ほとんどの従業員から欠勤の連絡があった。会社に村上さんが来ても予定していた内容の話しができる状態ではないので来ないで貰いたい」という連絡がありました。その為、訪問することを中止し次回のアポイントだけを確定させました。
電話で聞いた限りですが、想像を超える被災状態のようですが被災状態の詳細が不明です。同じ広島市内なのですが、山に囲まれた所に太田川ともう一本の川が流れ、私の感覚では同じ広島市内というよりも山間部谷間の隣町という感覚です。小学生の頃は、この可部の町まで行ってソリを作って雪で遊んだ覚えがあります。
被災前日(18日)にレンタカーでこの可部の会社に行く前に、子供の頃に修養団の合宿で泊まっていた「福王寺」に参拝し(前ブログ)、被災当日(19日)昼間は倉敷と尾道にレンタカーで日帰出張した帰りに再び可部の企業に訪問して必要資料を貰い、翌日(20日)はJRで呉の企業に訪問をしていました。可部が被災したことを、呉に行くJRに乗って「JR可部・三次線が全線運休している」ことで知りました。この間、私は雨に遭うことが無かったのですが、いま思えば丁度いい具合に出張計画を組んでいたものです。19日に可部に行った帰り道で小雨が降り始めましたが、まさかあの小雨がこんな大惨事になるとは夢にも思いませんでした。そして、18日に福王寺に行ったときに山頂から被災する前の可部の街並みをもっと良く見ておけばよかったと悔やまれます。19日夜は広島市中央部でも物凄い雨と雷でしたが、昼間の長距離運転の疲れで被災時刻に私は自宅でダウンしていました。
今日(22日)はこの会社に行くために、私はレンタカーを予約していました。しかし、この会社のアポイントがキャンセルとなりましたから、キャンセル料の支払いを覚悟してレンタカー屋さんに連絡した処、「キャンセルは、しょうがないですよね。次回利用の予約をして貰ったから、キャンセル料は不要にします」と言ってくれました。この一言で、私はこのレンタカー屋さんが大好きになりました。これからも多分、このレンタカー屋さんを利用し続けることになると思います。本当の顧客サービスは、こんな処にあるのかも知れませんネ。
そして、集中豪雨で亡くなられた人々に慶弔の意を表し、被災された人々を応援したいと考えます。