年金事務所調査

従業員数約750名の企業に対する年金事務所調査が無事に終わりました。ホッとしています。

11月13日に中国の大連市から帰つてからの約1カ月間は、日常業務と労働紛争2件と労災事故数件を処理しながら、この会社の労働条件通知書、賃金台帳、タイムカード等を事前にチェックすることに翻弄していました。この間にバイクで転倒して左肩を骨折したときは途方に暮れましたが、幸い手術や入院は不要で通院治療で良いことになったので、左手を三角巾とサポーターで保護しホッとして調査対策を継続しました(調査のことが気になっていた為か骨折した左肩の痛みを極端に感じることはありませんでした)。しかし、左手が使えない為に事務処理スピードが遅く、調査日までに事前チェックが完了しそうになかったので、知り合いの社会保険労務士さんにもお手伝いをしてもらいました。感謝!! 感謝!! でした。

この会社はアルバイトやパートさんが非常に多く(約450人程度)、中にはフリーターらしき人もいるので、一般従業員(正社員)の所定労働時間と所定労働日数の3/4以上勤務することが常態となっているとみなされ得る人がいないか(要するに、社会保険加入手続き漏れ)をチェックするのに時間がかかりました。

しかも入退社が激しい会社なので、調査対象期間の2年間の労働条件通知書は膨大な量(推定で4000枚以上)でした。半年以上前の労働条件通知書は倉庫で保管しているので、それを探し出し引っ張り出すのに一苦労しました。

タイムカードはデジタル化されていたので探す手間はかかりませんでしたが、社会保険未加入者が3/4基準を超え常態として働いていないかをチェックするのが大変でした。

算定基礎届や月額変更届等の諸届も事前にチェックしました。

そんなナンダかんだで調査当日を迎え、調査では「通勤手当が変更されたのに月額変更届を提出していなかった1名分の不備だけ」を指摘され、無事に調査が終わりました。調査が終了したときの私は心身虚脱状態でした。

会社が普段からシッカリとやっているつもりでも、調査前の私の事前チェックで色々な不備が見つかったことは大いに反省すべき点です。

さあ、この調査が終わったから、次はいよいよ年末調整の事務を開始することにします。

ところで、注文していた新しいノートパソコン(Windows8.1)がデル社から12月10日頃に届きましたが、開封できるのは役所の御用納め後となりそうです。その前に、11月下旬に購入したスマートフォンをもっと自由に使えるようになる練習をしなければいけません。ヤレヤレ、流石に60歳を超えるとこんなことが億劫になりました。便利になるハズが、かえって時間を費やされているような気がします。

 

 

コメント: 1 (ディスカッションは終了しました。)
  • #1

    Yun Kennerson (木曜日, 02 2月 2017 18:39)


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