「広島県産業振興機構から創業補助金を国に請求する用紙が届きました」という連絡が創業者から昨日ありました。
平成26年4月に起業し、中小企業庁の創業補助金にエントリーした処、採択されたので、いままで私は認定支援機関として「経営に関すること」「労務管理に関すること」「試算表の見方」「実績管理の方法」等々を助言してきました。そして今年の8月に補助金対象期間が終了したので、9月に広島県産業振興機構に事業完了報告書を提出し、審査の後に昨日補助金を国に請求する用紙が創業者に届いたようです。
今日、その請求書を私が受け取りに会社に行った処、創業者は大喜びの様子でした。如何せん、補助金の金額は200万円ですから、創業者にとっては有り難い筈です。
この補助金で私にとって一番難しかったのは、銀行の確認印を貰うことの他に、創業者の”プライド”を傷つけないように注意し、また創業時の”勢い”を失わさせることが無いよう配慮しながら法的助言を行い、経営者として自立できるようになってもらうよう助言していくことでした。今回の案件では、創業者が大変に素直で、飲み込みが早いので私は大助かりでした。
創業補助金にエントリーして約1年半の間の永い付き合いでした。しかし、この補助金を貰うと、まだあと5年間は決算報告書を提出する手伝いを私がする必要があります。気の遠くなるような年数です。5年後までに私が加齢でボケなければ良いのですが・・・・・！！
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