些細なことに出てしまう組織文化の差

民間企業でも言えることなのですが、組織文化(組織としてのモノの考え方)は些細なコトに出てしまいます。

1月14日に退職手続きを電子申請で行いました。

ハローワークの離職票等は15日には処理が完了し、その日の午前中に離職票が返信されてきました。

一方、社会保険(厚生年金と健康保険)は今日21日になってもまだ処理が完了して無いらしく、処理済の通知が届きません。15日以降に手続きしたハローワークの他の手続きが先に返信されて来ました。

この差は一体何なのでしょうか?

ハローワークの基本的な考え方は、離職者が早くその権利を行使できるようにするために、離職手続きを他の手続きよりも優先して処理するということは昔しから聞いていました。

1月14日に申請手続きをした人は、離職後に国民健康保険に加入するので会社の社会保険の資格を喪失した証明が必要なので急いでいるのですが、電子申請処理済みの返信が届かないと迂闊なことができません。しかし、ご本人が急いで国民健康保険に加入する必要があるらしいので、処理済みの返信が無い状態でも(特にコメントも返信されて来てないので)、止む無く会社が資格喪失の証明書を発行することにしました。

しかし、年金事務所に行くと「お客様第一で・・・」ということをよく聞きます。何がお客様第一なのでしょうか?私見ですが、社会保険関係は基本的なモノゴトの考え方が間違っているのではないでしょうか?