広島県社会保険労務士会から「労務監査登録証」が届きました。
これは、広島県から広島県社会保険労務士会が委託を受けて、広島県が発注した公共事業に関して、それを受託した企業が労働諸法令を遵守して工事を施工したか否かを調査し、広島県に報告する労務監査員であることを証明するモノです。
公共事業を受託する為に、入札価格を低く設定し、公共の設備投資工事に従事する従業員を社会保険に加入させない、残業代を支払わない等の不正を防止し、入札制度における公平な自由競争を確保するための制度です。
今はまだ公共設備投資を受託した元受企業だけに対する労務監査だけですが、私見としては、この労務監査が設備投資を受託した元受企業だけではなく下請企業も対象にし、更には役務の提供や物品の納品を行う企業にまで拡大されると良いと考えます。
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