毎年3月末から4月初旬にかけては雇用保険や社会保険の取得または喪失の手続き依頼が多いのですが、今年は例年よりも特に多かったような気がします。
ハローワークは8時30分過ぎに行っても既に待っている人が数名いるし、年金事務所はこの季節性に加えて広島西及び広島南年金事務所での届出受付を廃止したため広島東年金事務所の受付は滅茶々々に混んでいました。
しかし、電子申請で手続きを行ったお陰で届出処理を休日や夜間に入力することができ、ハローワークや年金事務所で待たされることも少なく、辛うじて4月3日以降の3日間を乗り切れたようです。どうしても従来通り書面で申請せざるを得ないときは、取り敢えずハローワークに預けて翌日受領しに行くようにし、窓口で待たされる時間を極力少なくできるようにしました。なお、当然のことですが、2年以上遡って雇用保険に加入させてその後に喪失させる等の特殊な届出(取得手続モレ)数件は全て書面で行いました。
電子申請の中で、不安だったのは有期契約満了に伴う雇止めの離職票発行依頼が3件あったのですが、電子申請処理画面の表示項目が小さいことに悩まされながらも、なんとかそれも無事に処理することができました。ホッと一安心です。
そして、今回の一番の収穫は、今まで電子申請を理由もなく拒否していた企業数社から、電子申請で処理することの許可が貰えたことでした。そして、それらの企業も利用してみて「こんなに簡単なの!! 社内事務が合理化できる。もっと早くから村上社労士に電子申請で処理するよう依頼しとけばよかった」と言われていました。
もう10年近く私は電子申請とお付き合いをし、会社から提出してもらう資料も極力合理化したから、また使用している電子申請用業務ソフトのお陰だと思います。
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