広島市の企業でも新型コロナウィルスの影響で休業を検討する企業が増えてきました。特に、飲食チェーン店を展開している企業に打撃が大きいようです。興味深いのは、高級な美容室はかなりの影響を受けているのに、日常最寄型の手頃価格の美容室にはまだ余り影響が出て無いという点です。一方、日用食料品を取扱う企業では、主婦が買いだめし始めているせいかコロナの騒ぎが発生してから繁忙を極めているそうです。
先週末に労働新聞から新型コロナに関係する助成金のビデオ録画が緊急配信され、一旦は後で見ようと決めましたが、直後に飲食業チェーン店から休業に関する電話相談が入ったので、急遽ビデオ録画で勉強することにしました。そして、それを要約した資料を顧問契約先にメールで一斉した処、今週は顧問先からのご質問が続いています。
新型コロナウィルスに関する助成金情報は今年3月初旬頃から提供し続けてきましたが、企業さまはどうも他人事と考えられていたようで反応がありませんでした。そして、ここに来て私は休業に伴う助成金の説明に振り回され始めています。
そして、顧問先から相次いでのご相談がありましたので、労働新聞だけを情報源としていては一抹の不安があり実務ベースでの確認も必要と考えて、今朝は労働局にお伺いして直接説明して貰いました。難しいのは、政府は方針を公表しているが、まだ実務的な指示が東京の本庁から地方の労働局まで届いていない点です(この点では労働新聞のビデオ録画が大いに役立っています)。
昨年の年初来から「働き方改革」に伴う各社の就業規則変更をお手伝いし続けてきましたが、ここにきて急遽、助成金のこともお手伝いすることになりそうです。