ある訴訟事件のお手伝いをしていますが、その裁判を通じて地方裁判所でもTeamsを使って裁判をすることを知りました。
社会保険労務士はまだ裁判に直接関与することはできませんので、私は会社側弁護士と会社との間に立ち、裁判で弁護士が必要とする資料を会社が準備したり、会社側又は相手方の弁護士が答弁書等で主張する内容を出来うる限り会社の人が理解し易いように説明することで裁判が円滑に進行されるようお手伝いをしています。
なお、上記裁判では相手方の弁護士がTeamsを使えないので一世代前の電話会議システムを利用した裁判となるようです。
デジタル化が遅れていた司法の世界もコロナ禍の影響をうけて急速にデジタル化が進行しており、そこでも取り残されつつある弁護士さんがいることを知りました。そして、法律という比較的変化が少ない世界でも、コロナ禍で世情が変化し、また効率化(裁判所の働き方改革)を図る意味でも、変化に対応する必要性が生じていることを実感しました。そして、P.Fドラッカー翁の言われる「企業は変化適応業」という言葉だけでなく、ダーウィンの「進化論」を思い出してしまいました。
私も「日々新たなり」の気概をもち、「経営に関する幅広い知識と、労務管理に関する最新の専門知識」を活用して、時代の変化(「既に起こった未来」)に取り残されないようにします。