広島商工会議所主催の第2回生産性向上/賃上げ計画策定セミナーに参加しました。前回は中小企業診断士が経済産業省のローカルベンチマークを紹介し、今回は経営計画の策定についての内容でした。
セミナーの内容は、私が普段使っているバランススコアカードの考え方に基づいた内容でした。
セミナーを受けた感想は以下の通りです:
- 私の経営計画の立て方に間違いがないことが確認できブラッシュアップしたこと。
- 経営計画を実行して成果を上げても、昇給のための原資をどう分配するかを考える必要があること。
- バランススコアカードの「従業員成長の視点」で人事評価の重点項目(K.P.I.)を決める必要があること。
- 所定の書式や手順に拘り過ぎると、依頼者の自由な発想が遮られるので、コーチング・スタイルをベースとし、必要に応じブレーンストーミング、KJ法、マインドマップなど別手法も併用した方が良いこと。
- 戦国時代には、戦に勝っても領土を適切に分配しなかったために部下に滅ぼされた武将が多かったと聞いたことを思い出しました。
このセミナーは、経営計画の立案や実行に関する新たな視点を提供してくれる貴重な機会でした。特に、バランススコアカードの考え方を元にした経営計画の作成については実務に直結する内容で非常に参考になりました。
もしあなたも経営計画の立案や実行に悩んでいるなら、社内だけで経営計画を立案しようとされるのも良いのですが、私と一緒に経営計画の検討をしてみませんか?
会社組織の各要素は有機的につながっていますから、経営計画の実行性を高めるためには評価制度(昇給等)と連動させる必要があります。経営計画を具体的に立て、それに基づいた評価制度を創り上げるお手伝いを当事務所ができればと思います。会社の今後の方針/計画や、昇給のための原資の分配方法についても一緒に考えていきましょう。なお、当事務所の経営計画の策定の手順図解は「続きを読む」をクリックしてご確認ください。